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リノベーションとは

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2021.12.08古民家をリノベーションする際の注意点

この記事では古民家をリノベーションする際の注意点を紹介したいと思います。

リノベーションでは耐震性に気を付ける

古民家をリノベーションする際、まず気を付けないといけないポイントは「耐震性」です。古民家は地震の揺れを吸収する免震構造で建てられているものが多く、元々は地震に強い建物と言われています。

ですが、建てられた当時からかなり時間が経過しているので、柱や壁などが劣化・腐食している可能性があります。そうすると、大きな地震が起きた時などに建物が倒壊しやすくなってしまいます。なので、古民家をリノベーションする際は、事前に建物の状態を調査してくれる、住宅診断を行っている会社に依頼することをおすすめします。調査の結果、補強が必要だと判断された場合は、結果に応じて建物の補強工事をしていくと良いと思います。

古民家リノベーションでは寒さに注意

古民家をリノベーションする際の注意点、2つ目は「寒さ」です。古民家は夏の暑さを軽減するために、通気性の良いつくりになっています。そのため夏は涼しいのですが、冬になるとそこからすきま風が入ってきてしまいます。また、天井が高いため暖房が効きにくいことも、寒さの原因の一つです。ですがこの問題も、断熱材を入れる、窓を二重にするなど補強工事をすることで対策できます。

リノベーションする際には必ず施工業者に寒さに対する対策について相談するようにしましょう。

リノベーション専門の会社に依頼する

古民家リノベーションで注意するポイント、3つ目は「古民家のリノベーションに対応している会社が少ない」ことです。古民家は都会から離れた場所にあることが多いので、近くにリノベーションを取り扱っている会社がないことがあります。また、古民家のリノベーション自体が頻繁にあることではないので、リノベーション会社によっては古民家に対応できない場合があります。なので、古民家のリノベーションを考えている時は、事前に近くにリノベーション会社があるか、古民家に対応できるかを確認しておくことが大切です。

費用についてしっかりと調査し、優先順位を設定する

そして、最後に注意するべきポイントは「一般的なリノベーションよりも費用がかかる」ことです。前述の通り耐震、耐熱の補強工事はもちろんですが、他にも水回りや電気・ガスなどの整備に、雨漏り対策も建物の状態によっては必要になってきます。このように古民家は様々な設備を整えないといけないので、必然的に一般的な建物よりも費用が必要になってきます。

また、デザインや材質などにこだわる程に、かかる費用も増えてしまいます。そのため、古民家をリノベーションする時は、必ず対策しておかなければならない箇所やこだわりたいポイントから順に、優先順位を決めておくと良いと思います。その中から、自分の予算に合った範囲で、リノベーション会社と相談しながらプランを立てることで、費用と質のバランスがとれたリノベーションが実現できると思います。

以上が、古民家をリノベーションする際の注意点です。古民家をリノベーションして住もうと思っている方は、この記事を参考にしてみてください。

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