今回は古民家をリノベーションすることの魅力について紹介したいと思います。
古民家リノベーションの魅力はレトロ感
古民家リノベーションの最大の魅力は、古民家でしか味わえないレトロな雰囲気を残しながら、リノベーションをすることで快適な暮らしも実現できるところだと思います。古民家には現代の住宅にはない様々な魅力があります。天井が高く開放感があることや、土間や縁側などの古民家ならではの空間があることも、その魅力の一つです。ただ、お風呂やキッチン、トイレなどの水回りは当時のままだと少し不便なので、そういった箇所はリノベーションで新しいものと取り替えます。そうすることで、古民家の魅力と現代の設備を兼ね備えた、快適な古民家暮らしを実現することができます。
古民家の建材は強度が強い
続いて、古民家リノベーションの魅力として紹介したいのは、建物に使われている建材です。古民家の建材には、ヒノキやケヤキなどの木材が使われていることが多いです。これらの木材はとても丈夫で、強度が落ちるまでに800年~1200年と言われています。そのため、リノベーションを行う際も、柱や梁などはそのまま活かせることが多いため、古民家の景観を損なうことなく住み続けることができます。
また、古民家に使われている木材は貴重なものが多く、今ではなかなか手に入らないものもあります。そういった木材を活かして残すことが、資源の保護にも繋がります。さらに、自然素材である木材を使用しているので、シックハウスやアトピーの心配も少なく、体にも優しい住宅になっています。
古民家は固定資産税を抑えられる
最後に紹介したい古民家リノベーションの魅力は、金銭面における魅力です。戸建てなどの家屋を所有している人は、固定資産税を納めなければいけません。納める固定資産税の額は築年数によって決まっていて、築年数が経過しているほど安くなります。そのため、築年数が古い古民家は固定資産税を安く抑えることができます。この場合、家屋を建て替えてしまうと新築扱いになり固定資産税も上がってしまうのですが、リノベーションだと築年数が引き継がれるので、固定資産税も変わらず抑えることができます。また古民家リノベーションの際、地域によっては自治体から補助金を受け取れることもあるので、そちらも確認しておくことをおすすめします。
以上が古民家リノベーションの主な魅力です。古民家リノベーションのことを知らなかった方も、この記事を読んで、少しでも古民家リノベーションに興味を持ってもらえたら嬉しいです。