今回はキッチンのリフォームについて紹介したいと思います。
まずはキッチンの種類について紹介していきます。キッチンには主に、壁に沿って取り付けられた「壁付けタイプ」、リビングやダイニングに向かって作られた「対面タイプ」、コンロを壁側、シンクを対面式に配置するなど、作業スペースを分けた「セパレートタイプ」の3タイプがあります。さらに壁付けタイプは、コンロやシンクなどが直線上に配置された「I型」と、シンクや調理スペースと、コンロが直角に配置された「L型」の2パターンに分けられます。また同様に対面タイプも2パターンに分けられ、キッチンが壁に接していない「アイランド型」と、一面だけが壁に接している「ペニンシュラ型」の2パターンがあります。
続いては、キッチンリフォームにかかる費用について紹介したいと思います。先程も紹介した通りキッチンにはいくつか種類があるので、費用もキッチンのタイプによって変わってきます。また、キッチンを別のタイプにリフォームしたい場合は、同じタイプのキッチンにリフォームする場合よりも費用が多く必要になってきます。例えば、壁付けタイプのI型をそのままリフォームする場合は50~80万円程度で可能ですが、アイランド型に変更する場合だと100~200万円程度かかってしまいます。他にも、間口の大きさや素材の違いによっても価格は大きく変わってきます。
最後に、キッチンリフォームで意識するべきポイントを紹介したいと思います。1つ目のポイントは、「キッチンの使いやすさ」です。キッチンは毎日のように使用する場所なので、自分が使いやすく快適な空間にすることが大切です。例えば、キッチンの高さを調理がしやすい高さにしたり、対面タイプの場合は幅を広くとったりすることでも、キッチンの使いやすさは変わってきます。このように実際に使用する時のことを意識することで、自分に合ったキッチンにリフォームすることができます。
もう1つのポイントは、「キッチンのレイアウト」です。キッチンをリフォームするうえで、失敗することが多いのもこのポイントです。失敗の例としては、「ゴミ箱を置く場所を確保していなかった」、「コンセントが遠く家電のコードが届かなかった」などが挙げられます。こういった失敗をしないためにも、家具、家電を置く場所を確かめながら、キッチンのレイアウトを考えていくことをおすすめします。 ここまでキッチンのリフォームについて紹介してきましたが、この記事が少しでもキッチンリフォームの際の参考になれば嬉しいです。